天橋立へ

晴天に恵まれた土曜日でしたね。皆さんいかがお過ごしだったでしょうか?
私は、生徒さん7人と共に、電車に揺られて天橋立*1へ。
お世話になっている、京都丹後で4代目となる農家の後を継ぐ
香山喜典さんの圃場で田植えをしに行って来ました。
私のお料理教室で使うお米を、自らの手で作れたら・・・そんな夢が、ようやく実現できそうなんです。

駅に到着するなり、香山さんは私達を文殊堂へ案内してくださいました。
そう、ここは「三人寄れば文殊の知恵」で親しまれている智恩寺の本堂。
天橋立のことについて、何の下調べもしてこなかっただけに(失礼しました)、
ちょっと感動☆

嬉しくなって、みんなでせんす占いしちゃいました。

松の木に飾るんですがその姿もなんだか絵になる。

香山さんお勧めのお蕎麦屋さんで腹ごしらえ。


初めての田植え体験!長靴を履いてやるのかと思いきや、はだし!
正直言って、素足に田んぼは予想してなかったのであのにゅるにゅると
足にまとわりつく感触は慣れるまで時間がかかりましたが、
感想は・・・キモ楽しい!!(ってこれ良い感想ですよ)
ペディキュアでおめかしどころじゃありませんよ。
爪の中に土、入り込む入り込む(笑)
帽子かぶって首にタオル巻いて、ジャージー着て(って私だけ張り切った格好)。
美白だとかゆってる場合じゃあなくって。
それでもみんなできゃあきゃあ言いながら、苗を植えていく楽しさといったらないです。
最後のほうは「泥パックになるんちゃう?」「なんかスベスベしてる気が」なんて
ちゃんと前向きなご意見も。案外、農家の嫁にみんななれるじゃない?

ほんと、いい体験をさせてもらえました。
どろんこ遊びした幼い頃の自分に戻れるというか
土を触るとちょっと落ち着くのはなぜ?
食物の成長を見守り、生命に触れれるって最高に幸せなことですよね。
それが田舎では普通なことなんですけれど。
私達が腰かがめて植えてる間、となりの用水路では
この辺りに住むちびっ子たちが網を持ってざりがにやら蛙やらを
捕って遊んではるんですよね。これも普通に。
たまにはこうやって自然と触れ合う時間、もっと作ろうかなあと
ちょっと本気で考えたりした一日となりました。

感激したのが、五感食楽米圃場の看板が立っていたこと!!
嬉しかった〜〜。

最後にホテルで足湯。目の前にはあの、天橋立が!!
今日は何かにつけて、一日感動しっぱなしでした。
それにしても私一人、ジャージー着てまるで
町おこしの長みたいでしょ?(張り切りすぎ)

苗を植えつつ、ほんまこんな植え方でいいんやろうか?
自分が植えたところだけがきっれーに枯れてる・・・
なんてこともあるんじゃ?という不安もありつつも、
無事終わった田植え体験。
秋の収穫祭が今からとーーーっても楽しみやね〜と、
京都駅に帰って焼肉を頬張りながら早速収穫祭の
プラン話に花が咲いたのでありました。
香山さん、お父様お母様、町役場の松本さん、カメラマンの日高夫妻、
天橋立ホテルの円城寺料理長、一日本当にありがとうございました!
また秋にこのメンバーでお邪魔します!(って勝手に決めてる)

*1:生まれて初めて行きました