土用の丑は廣川へ

あづー。
ここんとこ最近、私のところに来るメールの文頭は大体の場合、
「暑い毎日が続きますが、溶けてませんか?」
「暑くて溶けてしまいそうですね!」
ってな具合です。面白いですね。人間ってもしかしたら
暑さで溶けてしまうんでしょうか。それを本能や細胞達は
ちゃんとわかってのかもしれないですね。

夏の風物詩、若鮎。調布を鮎のかたちにしてあるんですよね。
生徒さんが持って来て下さいました。大好物です。
小さい頃から頭から食べるべきかしっぽから行くべきか悩みました。
今でも夏になると若鮎を買いに行きますが、いつもクスッと笑ってしまうのが、
普通お菓子買うとき、「水羊羹ひとつとー、お団子一本」とか
そんな頼み方しますよね。これは私の勝手な思い込みなのか
わかりませんが、若鮎買う人って結構年齢層高めの人が買う渋い?
食べ物やと思うのですが、お店の中で順番待ちしててみんなが
若鮎を頼むとき「鮎ぅ、5匹おくれやす」
「8匹包んでおくれやすな」て感じで川魚の鮎と同じ感覚で
買っていかはるじいさんばあさん達のこのやり取りが
なんともかいらしく面白く・・・。私もこれからそう頼もう。


さて、昨日は土用の丑
鰻食べてスタミナつけて暑さを乗り切りたいです。
ジェニーの後輩夫妻と我らの4人で
大大大好きな鰻屋さん「廣川」へ。場所は嵐山!
うわあー。久しぶりに来ましたけれど、やっぱり嵐山って素敵☆
空も広いし情緒もあって。みんなに愛されてる理由、わかります。



鯉の洗い、柳川、肝焼き、白焼きなどなど・・・。
青竹に入った日本酒と一緒に。
最近、つくづくやっぱり和食ってすごいって感動してます。
それは、味だけでなく、見た目も、美意識も、謂われもすべてひっくるめて。
もっと日本に目を向けよう、日本を愛そうと気持ちが
特に和に向かっている私です。日本回帰。最近の私のテーマ。