ソウルへ。

よりによって砲撃事件が起こったその日、義母とジェニーと私の3人で、ソウルへ。
今回の旅の目的は、韓国ドラマ大好きな義母を喜ばせるため。
ですからめちゃくちゃベタなところばかりを攻めたのですが
それはそれでとっても楽しかったです。
韓国ドラマにどっぷり使っている彼女は、街を眺めながら大興奮。

着いたその日はやっぱり焼肉でしょう。お席に着くなり、チシャやキムチやナムル、
スープが出てくるのは、韓国ならではで嬉しいことですね。
お肉の食べすぎも防ぐことが出来ます。

夜景を観に、ソウルタワーへ。ドラマの舞台にも使われるそうです。
残念ながら夜景を美しく撮る事が出来ませんでした。
ソウルへは20回以上は行ってるのに、今まで行ったことがなかったのですが、
これが結構楽しめるのです。ケーブルに乗って、山の頂上のタワーへ。
どうやら、韓国の若者のデートスポットみたいです。
韓国は、どこもかしこもイルミネーションがすっごくって、
省エネなんてお構いなしなすごさがあります。どこも競い合ってるくらい。
ですから、タワーからの眺めは、宝石箱をひっくりかえしたみたいに
きらめいてて、なんとも見ごたえ充分な景色でした。
韓流ドラマをちゃんと観てたら、もっと深く感動できるかも。

そして夜中に向かったのは、東大門にある、チムジルバン。
サウナや汗蒸幕エステが完備されている、民間スパ、銭湯です。
日本と違い、Tシャツと短パンを着ていれば、男女共に
同じフロア(オンドル)でくつろぐことが出来るのです。
お菓子を食べながらTVを観てる女の子達、マッサージチェアで寛ぐビジネスマン、
ストーンサウナで根競べする二人、
ピラミッドサウナでパワーをもらってるおばちゃん、
アイスルームという冷凍庫みたいな場所で涼むカップル、
仮眠室で爆睡するオヤジ、お風呂上りにゲームセンターで楽しむ男の子達・・・
などなど、色んな楽しみ方が出来るのです。
もちろんこれ、すべてTシャツをきたまんまできるのです。
日本みたいに、お風呂上りにちゃんと自分の服に着替えてじゃなく。
しかも、24時間営業!素晴しい!
お風呂大好き3人組の我らは大興奮しながら、ありとあらゆる施設を見て回り、
せっかくなんだし色々試そう!と、「シッケ」という韓国版甘酒を飲みながら(美味!)
汗蒸幕したり、オンドル部屋で燻製卵を食べたり(なぜでしょうね)、
韓国のスナック菓子食べながらニュースを韓国の方たちと一緒に観て、
地元の方に見事に溶け込んだのでした。チェゴジ!(最高!)
美容大国、韓国。
お風呂場には、あかすりをする人や、ボディオイルでマッサージする人、
泥パックするおばあちゃん、私の横にいる人なんて、胡麻油をバっと出し、
体に惜しげもなく塗りこんでマッサージしてる人まで!
そして一番びっくりしたのは、よく売ってるあかすりタオルで
ご自身の顔をごっしごしこすってるアジュマ(おばちゃん)まで!
ムリエヨ!(無理です!)


翌日の朝ごはんは、
ピビンパとキムチチゲと参鶏湯。朝から重っ!
 
ですが、これらは朝ごはんらしいですよ。軽めに冷麺でも・・・と
思ってたのですが、「それはお昼ご飯」なんだそう。

それからショッピングしたりお土産買ったりして・・・
彫ってあげますって。
なんで上からなんやろう。


日本語の使い方がイチイチ面白いのです。たとえば、サウナ室では
「床が滑らかです。注意です。」とか。

お昼ごはんは明洞餃子。超有名店ですね。やっぱり美味しい。

これ、いいなあと感動したのは、テーブルの引き出しに、
スプーンとお箸。ご自由にどうぞ的で、いいですね。

夜ご飯はお目当ての、「カンジャン・ケジャン」!!!
チョンマルマシッソヨー!ほんま美味しい〜〜〜!
渡り蟹を醤油に漬け込んだものと、コチュジャンに漬け込んだものの2種を頼みました。
味噌たっぷりで最高に美味しいのです。
これをご飯に混ぜ込み、韓国海苔で巻いていただいても更に美味しい!

そのほか、アンコウ鍋、タコの踊り食いも。口の中で吸い付く吸い付く。
新鮮で、こりこりしてて最高です。胡麻油&塩で頂くのも嬉しい。

お腹満腹のまま、またまた懲りずにチムジルバンへ。
昨夜は地元の人が通うローカルチムジルバン、今日は
ガイドブックに載ってる大型スパ、「ドラゴンヒルスパ」に
行ったのですが、やっぱりローカルのほうが数倍楽しい!です。

そうそう。プチ情報として。
韓国の空港に着いたら出来るだけ両替はせずに、
街に出てからされるほうが、レートはいいみたいです。
今回私たちが行ったときは、1万円札の場合
空港・・130000W
明洞エリア・・・135000W
ちょっと街からはずれの場所・・・137000W
といった感じでした。

新世界デパートやロッテ百貨店のデパ地下も楽しいです。
ちょっとお高めですがここであらゆるものが手に入るので、
お時間に限りのある方は、いいかもしれませんね。

なにかと突っ込みどころがある韓国。楽しすぎます。
また近いうちに、行きます!