秋の祇園あそび

最近のヒット!京料理 直心房さいきさん。
このところ・・・ヒットに恵まれてなかったので*1(って歌手ですか)ご機嫌
ここは昔、遊郭だったんですって、左手にそれを表す門があるの、観えますか。


和のお料理の中にも、ところどころ洋の要素が入っているのが良かったです。
そして秋らしさ満点のお料理たちに感動。

八寸。秋刀魚の昆布締めとクレソンの上には、イチジクのソース。
栗の渋皮煮は、バニラビーンズの香り。

松茸と萩真丈のお椀。秋一食なお料理です。

なんとか牛(名前忘れました)の八丁味噌漬け。美味!赤ワイン合う合う。

鱧の骨切りをなさっているところ。
目の前で調理作業を観れるのも、嬉しい。


    ■ ■ ■

そして食後は円山公園まで歩き、野点!
このしっとりとした後姿(着物)は茶友であり食友の永井さん。
茶道暦ン十年のベテラン。(あ、言って良かった?)
お手前の疑問、復習、予習をして頂いているのです。
彼女の説明のしかたが絶品で・・・。
「お道具はね、軽いものは重く、重いものは軽く扱うように」
「指先、ひじは常に丸くが基本。丸く、丸く、角が立たないように」
「心の鼓動を感じながら、動作もそれに合わせてゆったりと」
「動かしている手に1割、動かしていない手にこそ意識を9割」
ほふ・・・言葉遣いに酔いしれる*2のです・・・。
これはお茶のみならず、普段の行いでも大事にしたい言葉ですよね。

抹茶茶碗福森道歩さんに激安で売ってもらった品^^
かごは嫁入り道具、今日のお茶は一保堂さんの若松の昔、
お菓子は双鳩堂さんの栗羊羹(最高)!


次回は御所でやろうって約束。
行楽シーズンももうすぐですね。

五感食楽 お料理教室 京都 http://www.gokan-shokuraku.id.nu

*1:最近はずしてばかりでした

*2:実際酔ってます