ソウル美味しい旅

極寒のソウルへ行ってきました。


今回の旅のブログは、
本当に美味しかったものだけをアップして、
今後の自分のためにも記録として残しておこうと思います^^

今回の夕飯は、あまりの寒さのせいで
タッカンマリに二度も行ってしまいました。
でも、それくらい美味しい^^
一軒目は陳元祖ポシンタッカンマリ。
あっさりしてて、煮詰めても最後まで美味。
二軒目は陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ。
鶏肉はこっちのほうが美味しい。
こちらはジャガイモがすでに入ってるのがうれしいです。
でも少々塩分が強め。陳玉華・・より200wお安い。


はさみでざくざく鶏肉を解体していき、
10分ほどくつくつ煮て、いただきます。
このあっさりとしたクリアなスープが
日本人には病みつきになること受けあい。
でも隣にいた地元のおっちゃんが、
韓国語でキムチやコチュジャンを指差し
執拗に話しかけてきます。
どうやら、身振り手振りを見ていると、
「おまえの食ってる料理はまだ未完成や、
キムチ入れんかい。唐辛子加えんと話にならんぞ」
みたいなことをニャゴニャゴ言ってるよう。
私はつたない韓国語で
「マシッソヨ!(旨いよ!)チェゴ!(最高!)」と言うと、
さらにおっちゃんらは
「ちゃうちゃう!まだ食うな!」としつこい。

挙句の果てにはおっちゃんは携帯電話をかけ、
知人に英語で説明するよう説得する始末。
それでもこのクリアなスープを死守しようとしたため、
おっちゃんらは「これちょっと飲んでみい。」と
自分たちの分を注いでくれました。

なんとまあ、まっかっかなスープ。
確かに美味しいんですが・・・
望んでいるのはやはりこの滋味深い透明のスープ!
おっちゃんらはついに断念し、
この未完成のお鍋をうれしそうにつつく姿を
半ば奇妙がって眺めていたのでした。
恐らく和食で言うならば、
お味噌汁に、お味噌を入れてない鰹だしだけの
スープを飲んでいるかのように滑稽な様子を
見ているんだろうなと思います。



朝食時に、広蔵市場へ。
目的は、ファンヘド元祖ピンデトック。
この市場の名物、熱々の緑豆チヂミ!


石臼でひいた緑豆をベースに、
海老、たまねぎ、にんにくなどが混ぜ込んであるのですが
表面がカリッ中がふわっとしていてビールのおつまみに最高です。


そして更に朝ごはんとして向かったお店、
オンマウルのおからチゲ!

これを食べないとソウルの朝は迎えられない!
と言いたくなるくらい^^
見た目ほど辛くなく、おからのおかげで舌触りも
とろーり滑らか、クリーミー
後を引く美味しさです。


そして昼食を食べた後に向かったお店は、
ケソンチプ。北朝鮮料理のお店です。

オイソバギといって韓国人がお金を払ってでも
食べたいキムチなんだそうで
極太のきゅうりに薬味や唐辛子が詰まってる、
食べ応え充分の、すっぱいキムチ。
脂っこいものを食べた後に、胃もすっきりします。
ここで頂いたマッコリも自家製だそうで、濃厚。



3時のおやつタイムには、
ソウルソ・トゥルチェロ・チャルハヌンチプ。
ソウルで二番目に美味しいおしるこっていう意味だそうです。
何で二番目?
さらさらの日本のお汁粉とは違い、
こってりとろとろ。
赤福もちのあんこがふえたような、贅沢なおしるこです。
甘さも控えめで、添えられた栗がまたよく合います。
鹿角大補湯は鹿の角の粉末で出来たゼリーをナツメや胡桃、クコの実が入った
苦〜いお茶に溶かして飲む、風邪予防と美肌に効果的な飲み物。
正直美味しいとは言えない代物ですが、良薬は口に苦し、です。



伝統的な韓屋の建物は、
これまたおやつタイムで向かったところです。
チャマシヌントゥルという伝統茶がいただけるお店です。

色とりどりの花びらが美しいお茶。

珍しい蒸し器の中で蒸された、
ほかほかのかぼちゃの蒸しもちは是非。

ムチムチ、ほかほか、やわやわな食感で、
甘さも控えめ。オーダーしてから
蒸しあげてくださるのがうれしい^^
三清洞界隈をお散歩した際の
休憩場所はぜひこちらで!
以上、ソウルのお勧めのお店です。
ご旅行される際はぜひ!



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