サクサクのうなぎ!?

昨日の京都は雷もなるほどの
ゲリラ豪雨だったようなのですが
そんな中、私は
大雪の高知へ!


いえいえいえいえ、お天気はバッチリ晴れ。
これは、お教室で使わせてもらっているお塩、
田野屋 塩二郎さんのホームページがありません
工場を見学させてもらった時のもの。
塩のつらら、結晶です。

ちなみにもう紫陽花咲いてました。

お教室のお塩は、
おばんざいにもあっさり京料理にも
合いやすいよう、細かめの粒子で甘みを強めに調整して
マイ・ソルトを作ってもらうようにしています^^
ようやく現場を見せてもらえることになりました。
潮風と天日だけで作られる珍しい完全天日塩。
お天気とにらめっこしながら作るので、
現場から目が離せないそうです。
このアナログなお塩、
辛くなく、素材の味がグっと引き立ちますよ。


今回の旅は、お教室にはるばる
高知から通ってくださっている
生徒様のご好意で実現したもの。
「高知から京都なんて楽ちんよ〜」の言葉を信じて
バスで長旅をしたのですが、おっしゃるとおり、
あれま、道中、ビールとちくわ一本で
結構すんなり到着です。

到着するなり連れていてもらった
ひろめ市場。地元の人、観光客で大賑わい。
昼間っからビールと地元の食材を味わえるのが魅力。


絶対食べたかったのがこれ、鰹の塩たたき!
鰹はポン酢ではなく塩で食べるものと
おっしゃるのがよくわかります。
目の前で藁焼きにしてくださるのもテンション上がる!ひゃー!


写真を撮り忘れたのですが 食べ物以外撮るのを忘れるようです
今回泊まった二十三士温泉が素晴らしい!
また湯カテゴリーでアップしますね。


夜は生徒様のご自宅へお邪魔しました。
なんと築150年になる重要文化財に指定されているんだそうです。
また京都のつくりと違って、縁側の幅が広かったり、
お庭のスタイルもどことなく南国風だったり。
そしてそして、ご用意くださったご飯がこちら!


どど〜〜ん!高知の郷土料理、皿鉢料理!
皿鉢料理くわしくはこちら
大きなお皿に何種類ものお料理や和菓子(!)が盛り付けてあり
どこから食べていいやら目移りしてしまいます。
流れ子、鮎、焼きなす、地酒、どれも
こちらならではのおもてなしを受けて大満足。
宴は深夜まで続いたのでした。反省。



翌朝は、古民家喫茶で朝ごはん。
なんと!ホットサンドにお味噌汁!
なんと!ホットサンドの中身がゆで卵やのに付け合わせにゆで卵!
Wエ〜ッグ!
高知ではパンにお味噌汁はフツーのことなんですって。
でも頂いてみて、あら、合うわ。むしろ必要ってほど。
このあと、ホットコーヒーが出て、
そして〆に温かい緑茶が出ました・・・。
これもフツーなことだそう。
『モーニングの最後に緑茶が出なかったら落ち着かないわ。
京都でモーニング行くけどなんか物足りん。』ですって。
うん、でもこの朝ごはん頂くと、おっしゃることすごくわかるわ。


『スマート珈琲で緑茶下さいって言ってしまった。』
っていうのがちょっと笑えました。


そしてその後向かった先が最南端、室戸岬
弘法大師様とお釈迦様をWで拝めるスケールのデカさも、高知です。
っていうかこの絵、すごくないっすか?
彼らもビビってはるでしょうね。
え、僕ら背中合わせする?って。

さて話は変わりまして、
『高知のうなぎは絶品よ。サクサクのうなぎって食べたことある?』
・・・サクサク?
ふわふわとか、カリッとジューシーな、とかならわかるけど、
サクサクのうなぎなんて食べたことがありません。

頂いたのがこちら、
かいだ屋うな重!!!
昼間っから長蛇の列。並ぶの覚悟で行ってみてください。
今まで食べたうなぎももちろん大好きですが、
ここのうなぎはちょっと別モノ。
ひと口噛むと、サクサクサクサク・・・
ジューシーはジューシーなんですが、それよりサクサクが勝つ感じ。
とにかくサクッサクなんです。それしか言いようがない。
サクサクうなぎ、「わざわざ」食べに行く価値アリですよ。

このあと、帰るというのに昨日の塩たたきが忘れられず、
バスの出発30分前だというのにひろめ市場に舞い戻り、
しっかりと塩たたきと生ビールで胃袋を納得させて
高知を後にしたのでした。


また絶対行きます、高知!