ソウルフード


皐月のお献立の一つである、にらのお味噌汁。
「にらをお味噌汁の具にするってびっくり。」と皆さんおっしゃいます。
でも私は小さい頃から普通に食べてたなあ。


お味噌汁って、単純なお料理に見えて結構いろいろとコツとポイントがありますよね。
そして、お味噌汁って、その家庭によってお味噌の種類も違えば、濃さも違うし、
具も様々、吸い口も有る、無し。
シンプルなようで、奥の深い食べ物やなあって味噌漉しするたびに思います。
漉した後の麹をどうするかっていうことさえも一悶着あったり。
わたしの実家のお味噌汁は、
1)お豆腐とお揚げさんに米味噌
2)お豆腐とお大根の短冊切りに白味噌
3)小芋さんと米味噌に七味を振る
4)にらと、もやしに赤だし
が定番でした。基本、ちょっと味は濃い目。これに炊き立ての銀シャリ
どぼ漬けであとは何も要りません。
お豆腐は間違いなく森嘉さん。たまに違ってると
「今日どうしたん?」と心配になるほど味を覚えてしまってました。
お味噌汁って当たり前に飲むものだけに嘘がつけない恐るべき飲み物(食べ物?煮物?)
でありソウルフードやなあと目の前のお味噌汁鍋を前に今日も格闘している私です。