秋のお皿

先日京都の秋を堪能して来ました。
目と胃袋で^^
場所は、草喰なかひがしさんです。


常々思うことは、お料理というのは
作っている人の性格とか、そのときの気持ちとかが、
食べる人に絶対に伝わるということ。


職業柄、いろんなところでご飯を頂きますが
こちらはいつお邪魔しても、
食べ終わったときに、心が晴れやかになって、
背筋がピンと伸びる気になり、
また明日もがんばろうという心持になります。
なんでなんでしょうね。でも多分、
食べる人の事もきちんと考えてお料理してはるからやと
信じてならないのです。


こちらは、八寸。
いつもこれが一番の楽しみ
まるで秋の景色を描いた絵画を観ているよう。


地栗を油で揚げたもの、
丹波の黒豆を干して更に1時間じっくり乾煎りしたもの、
黒皮茸の天ぷら、20年物のお味噌と蕪、
塩鯖と胡桃を胡桃チップでいぶしたもの、
柿と黄な粉酢の和え物、インゲン豆と黒胡麻
むかごの飯蒸しとからすみ


お皿という額の中の、一枚の絵を観ているような感じ。
秋を思う存分、なかひがしさんで堪能したのでした


五感食楽 お料理教室 京都 http://www.gokan-shokuraku.id.nu