北川本家さんで手絞り


「五百万石を手絞りで、
斗瓶取りにするんですけど
お手伝いどうですか〜?」と
北川本家さんの杜氏、田島さんから
お電話を頂きました^^
早朝から浮き足たち、白い息をはきはき、
主人と出かけてきました。

さて、斗瓶取りとは
もろみを木綿の酒袋に入れて絞ったお酒を
一斗(18リットル)入りの瓶に
詰めた手間隙がかかったお酒を言います。


近頃は機械で絞るのが主流だそうですが
今回はそれを手絞り。
圧力をかけず滴りおちる雫だけを斗瓶に集めたもの。
贅沢この上ありません。

もろみを櫂(かい)で
均一に混ぜているところです。

昔の酒造りの絵によりますと、こうです。
昔も今も、やり方そのものは、なんら変わらない。

専用のじょうご?みたいなもので
酒袋に注ぎ入れ、

きちんと並べて自然に滴り落ちるのを待つ。

うきゃー!絞りたての五百万石♥
出始めの見た目は、
スコールのようです。


それにしても、この手間隙。
次からお酒頂くときは、
もう少し感謝して頂くことにしよう・・・。


北川本家の皆様、
いい経験を本当にありがとうございました^^


五感食楽 お料理教室 京都 http://www.gokan-shokuraku.id.nu