実家のお盆の習慣〜あの世とこの世のコンビネーション〜



お盆なので実家に里帰りしました。
今日は実家のツジツマが合わない
お盆の様子をご覧に入れます。

うちのじいさんは、夏になると
必ずきりぎりすを畑からとってきて、
かごに入れて縁側につるし、
「ギース、チョンッ」の泣き声を
聞きながらお座敷でぼーっとするのが好きなんです。
体が不自由になってからは、
伯父が代わりにとりに行ってます。
そして、お盆が終わると、また畑に返しに行くのです。
今年は3つのかごに、1匹ずつ入ってました。きりぎりすには少々酷です。

そしてお庭に置かれていたお供え。
餓鬼道さんといって虫さんとか小動物とか、
あまり手を合わせてもらえないもの達への供養に。
すいか、蓮が浮かんだお水、お素麺を供えます。


余談ですがもちろん、毎年実家はお精進です。
子供のとき、辛かった。
目を盗んで焼肉食べに行ったことあったけど。



小動物と言えば、ですが
おととしのお祭りで釣り上げてきた亀がいます。
りりーちゃんと言うそうです。なぜ?
天敵は、庭奥にいるたぬき。
りりーちゃん、怖がって
水槽の向こう側に行こうとしないそうです。

しかしエサを入れたスプーンを近づけると
すっぽんの如く首を伸ばし貪るリリー。
その姿、まさに餓鬼です。


さてさて、このブログを
長年ご覧くださっている方はもうお分かりですねえ?!
はい、毎年恒例、うちのばあさんが作る
お精霊さんの愛車、なすときゅうりのお馬さんです。
ご覧に入れましょう〜。

足、長っ!やっぱり。
曾おじいちゃん、曾おばあちゃん
今年も飛び乗って帰っておくれ。


それにしても、お精霊さんを敬っている気持ちはわかりますが
ちょっとはちゃめちゃ感が我が家流なのであります。


五感食楽 お料理教室 京都 http://www.gokan-shokuraku.id.nu